10月の句会

コスモスが風の言葉で騒ぎ出す   架京   7点

寒おすなぁふわり開いた綿の花   れいこ  6点

夕刊ことりと足早に昏れてゆく秋   和子   6点

宅急便小さな秋が詰まっている   和子   5点

指の先まで優しくなれる雨の音   貴子   4点

心沸騰中近づくべからず       歌也子  4点




イタイノトンデッタ鰯雲の向こう    れいこ  3点

草紅葉今さら恋はごめんです     つゆこ  3点

訃報は予告なしに来る祭りのラッパ つゆこ  2点

提灯そっと揺れ新盆の母を迎える  周水   2点

夜参りの足許へ白々と月の半分   ゆう子  2点

同い年に意見されて頑な今日の空いろ  ゆう子  2点

今日からは秋桜色の心です            2点

さやけさよ月はわが身を隠し始める  貴子   1点

さすらう者は雲をいそぐ        伊織    1点

洗濯機のくず取り袋にたまった不安   歌也子  1点

流れ流され白夜をさまよう     伊織  

辺りのモクセイ残らず吸って帰る途  周水